No.4 これからの三文会
01 9月 2010 10:57 AM 未分類三文会を運営をしていくうえでどういうところが成功したポイントだと思われますか?
まず一つは
ゆるい場
にしたということですね。1分間スピーチ以外は何の強制もありませんから。
次には、どんな状況になっても開催を中止しないことですね。
年末年始休日関係なく継続して開催してきました。
休みは大体年1回です。
さらに、参加者が誰でも発表者になれるということも挙げられます。
挑戦し甲斐があって面白いと思いますし、何より発表者にすることで
会に巻き込んで行けるというのも大きいポイントです。
発表テーマをなるべく先まで決めているということも挙げられます。
これによって、三文会という場が好きな人だけでなく
発表テーマに興味がある人も予定を合わせて参加することができるので
安定した参加者を確保していくことが可能になっています。
また、最近は、飲み会をたまにやることによって
発表者とお金を充実させるということをできるようになりました。
そういう場で、ざっくばらんに話しながら、次の発表者を決めたりしています。
発表はかなり充実していますよね?何か特別なことしてるんですか?
はい。担当者がついて発表前までに発表者といろいろやり取りをしています。
直接会って話をして、その中でどんどん面白い内容を引き出していくということも
行っています。
それは、発表内容を充実させるという意味もありますし
ある意味発表者の不安をなくすということにも役立っています。
最初のころは、そういう発表者へのフォローや発表者の事前決定を行っていなかったので
だんだんネタが尽きてきてしまい困ることが出てきたので
だんだんと、そのようなことを行うようになりました。
三文会を好きでいてくれる人が増えてきているので
そういう人が、知り合いの中から面白い人を探してきてくれて
発表者に推薦してくれるのも大きいですね。
野間さんにとって、三文会の運営を続けているメリットってどんなところにあるんですか?
刺激を受けることができるとかそういうことはもちろんありますが
より具体的に言えば
ここでできた人脈が10年後生きてくると思っているからですね。
ここで刺激を受けて変わる人もいると思いますし
そもそも朝食勉強会に来るほどのモチベーションがある人たちですので
何かしらはやってくれる人たちだと思いますので。
なので、そんなことを期待しつつ、継続することを一番の目標にして
無理せずゆるく続けていきたいと思っています。
3年間1分間スピーチをはじめとしていろんな方の発表、パブリックスピーキングを見られてきたと思いますが
人前で話すためにはどのようなことが一番大事だと思いますか?
まず声は大事ですね。
声だけでも聴きたくなる人と、なんかよくわかんないという気分にさせる人もいます。
あとは、全体的に抑揚、メリハリがついているか
話の構成ができているかできてないか
というのも大きいですね。
さらに言うと
自分が話す場面と相手に投げかける場面をうまく組み合わせることができる
ということも大事だと思います。
声がいい人っていうのはどういう人のことですか?
通りのいいということと、声自体に抑揚があるかどうかってことですね。
例えば、関西人とかはもともと抑揚を持っていることが多いですね。
蔭山 面白いことにすべてをささげている文化だからね。
コミュニケーションで面白いやつが上に行ける文化だから。
そういう中でもまれて鍛えられているというのはあるね。
野間:蔭山さんの発表を聞いている人もいるのでそれで意識が変わった人も多いと思います。
あとは
発表内容が好き
というのも大きいと思います。
自分が研究していることなんで。熱意があるというか。
今まで一番プレゼンがうまいと思った人は、物理学科の天文科の人たちです。
彼らは非常に抽象的なものを扱っている中で
それをいかにわかりやすくするかを普段から意識しているんです。
なので、プレゼン資料1つとっても
わかりやすい見せ方にするにはどうしたらいいかということに非常に気を配っていますし
素人の視点で話の流れを組み立てていました。
そういう人は、発表だけでなく、質問力も鋭いです。
野間さんは三文会を今後どうしていきたいですか?このまま継続していくんですか?
まず10年というのは1つの区切りになると思います。
なので後7年くらいですね。
そこで500回くらい開催したことになり、僕も40歳くらいになります。
ですので、学生との世代差も出てくるので
様子を見てどうかかわっていくか考えないといけないと思います。
学生を委縮させてもいけないですし。
会自体は継続して欲しいので
僕は何かあった場合のバックアップになっていくことができればいいですね。
これからは卒業生も増えてきますので
そういう人たちがふらっと立ち寄れるためにも
会は絶対に残していきたいと思いますので。
私のビジネスもこの方向性とリンクしています。
今はHP制作やHPシステムの制作などの仕事が多いですが
今後は、WEBの中のごく狭い領域をやるというより
窓口になる
という方向性を目指しています。
具体的に言えば
野間に相談したらなんとかなりそうだ
そう思ってもらえる存在になっていくことです。
三文会は3年間継続していて、起業してからは13年たっています。
その中で私は、どの人はどういうことをやっているということを
データベース化してネットワークを作り上げてきました。
今後はそれを生かしていくということにもどんどん取り組んでいきたいと思っています。
ですので、三文会自体もみんながそのような使い方ができる場にしていきたいんです。
仕事で何か問題を抱えたら三文会に参加してみる。
そしていろんなネットワークのつながりによって問題を解決していくことができる。
そんな場になれば、学生の間だけではなく
卒業した後も価値がある場所にしていくことができるのではないかと思います。
それによってはじめて、最初の目標である
「学生と起業家・社会人の交流の場」
ということが達成できるんじゃないでしょうか。
なるほど。すばらしいですね。
本日はお時間を取っていただきありがとうございました。

