蔭山:次の質問ですが、恋愛が苦手な人が増えていますが、そういう人に何かアドバイスはありますか?
お二人はどういう戦略で女性を口説いたりするんですか?

石井:やはり、自分の話をして、相手の話も聞き、共通点を見つけることだと思いますね。
例えば、好きなことでの共通点は見つけたいと思っています。

僕は、ロックが好きなんですが、ロックが好きな女の子とか少ないんで
そこが共通すると、かなりいいなぁと思いますし、盛り上がります。

田口:僕はやはりストレートに伝えることだと思いますね。
ほとんど一目ぼれなんで、もう行くしかないんですよ。

蔭山:その他、コミュニケーションで気を付けていることはありますか?

田口:やはり、直観を信じることで、最初合わないと思った人とは
もう会わないということでしょうか。

直観というのは、ヤマ勘とは違って
過去の自分の経験から導き出されるものだと思います。

好きか嫌いかって、快適だったか、不快だったかって
主観的な基準なので本当に明快で
過去の一個一個の経験で生まれ続けているものだと思うんです。

そういうものが経験として蓄積していくか
直観というのはどんどん正確になっていくものだと思います。
だから、それを信じて、会う人を決めていくというのは大切だと思います。

蔭山:たぶん、そういうのって5秒とか、1秒とかそんな世界だと思いますが
何をみてるんでしょうかね?

石井:これは、今まで自分の日記とかでも書いたことがないことなんですが
僕が見るのは

例えば、お店とかで、自分と話しているときと、店員さんと話しているときと
態度の差なんですよ。素敵な人は態度を変えないですね。

さらにいえば、僕の本についても、相棒と二人で旅をしたものをまとめた本だし
相棒がすべてイラストとかも描いてくれてるんですが
僕が著者になっているので、2人でイベントにでても僕が目立つことが多いんですよ。

そういうとき、彼と僕への対応の仕方が全く違う人がいるんですよ。
そういうのって、僕の中ではありえないんですね。

蔭山:なるほど、それはいいポイントですね。
次に、人前で話すときに何を一番大切にしていますか?

田口:いかに、聞いている人の聞きたい話をするかということですね。
聞いている人に不愉快とか、不快感を与えないということです。

最初に、セミナーとかを始めたときは、自分が話してて気持ちいい話とか、話したい話すばかりをしてしまっていました。自分主体で、話している人が主人公的な目線で話してしまってました。

今は、本を書く場合にしても、話場合にしても
その言葉や話を聞いて
聞いた人がどう思うかっていうことをちゃんと考えるようにしています。

それを考えすぎて、一時話せなくなった時期があるくらいです。
どんな言葉を使って伝えればいいかわからなくなってしまって。

石井:僕はやはり、笑ってもらうということですね。

「話を聞いて元気になったよ!」とか
「明日から頑張るよ」とか言ってもらえることを
ベースにして話をしていますね。

別に高貴な人間でもないわけですし
変な失敗や意味のないこともたくさんやってるわけです。
そういうのも全部話して、笑ってもらいたいなと思います。

「納豆は混ぜれば混ぜるほどおいしくなるっていうから1万回混ぜてみたときの話」
とか
「ねるねるねるねは、混ぜれば混ぜるほど色が変わるというけど、1万回混ぜたときの色は何色」
とか。

そんなの全然意味のないことなんですけど
そんな意味のないことでも、やってみたら、こんな風に話せるんだよって。
人に笑いとか、勇気とか、チャレンジ精神とか、いろんなものを与えられるんだって。
そういうメッセージも込めて、自分の失敗や体験談をたくさん語るようにいています。

田口:確かに私もそうですね。
私も、お金に苦労した話、という自分の体験を話しているわけで
そういう自分の実体験は、自分の感情も熱も自然にこもります。

だから、セミナー中はなんか人が変わるね、といわれることさえも
かなり多いくらいです。

蔭山:確かにそうですね。それしかないといっていいほどで
自分の体験や心そのものを語るというほど説得力のあることはないですからね。
最後に、講演をするビジネス上の成果というのにはどんなものがありますか?

石井:僕は旅の本を出してるんで、そう言う講演からコーチングにつながるってことはあまりないですね。

「石井さん、旅してて生計はどうやって立ててるんですか?」

と聞かれるくらいなんで。

ただ、僕は岡山に住んでるんですが
今回こうやってインタビューしていただいてるのも
東京に出てきていろんな人と話ができるのも

やはり、講演をしているつながりがあるからだと思いますし
人とのつながりが広がっていくというのが一番強い気がします。

田口:一つは、そこの主催者の方がいつかもう一度講演会を開いてくださること。
そして、2つめには、講演会に参加した方の中から、講演会を主催してくださる方が出てくること。
それが、講演会をやって本当によかったなぁと感じますし、成果だと思っています。

あと、僕の仕事は、本を書くことと、講演をすることだとお話ししましたが
本というのは、ミュージシャンで言えば、アルバムとかを出すことだと思うんですよ。

ミュージシャンの方って、アルバムを聴いてもらうだけで満足するかといえば
絶対、ライブで聞いてくれた人に会いますよね。

僕にとってはそれが、講演だと思ってるんです。

なので、アーティストの方がライブに何かを求めるのと
同じようなモチベーションで、講演をやっている気がします。

蔭山:なるほど。その例えは非常にわかりやすいですね!!

本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!